Pimax、57PPDのレティナ級VRヘッドセット「Crystal Super」を世界初公開！

デラウェア州、アメリカ — 2024年11月21日 —

最新のオンライン講演で、仮想現実業界のリーディングイノベーターであるPimaxは、「Crystal Super」の仕様を発表しました。世界初のレティナレベルVRヘッドセットとして、57PPDを実現しています。

Pimax Syncを詳しく見てみましょう：

・Crystal Super - 世界初のレティナ級VRヘッドセット
・Pimax Prime - 究極のVR体験
・Crystal Light - ハイエンドPCVRをすべての人に
・60G Airlink - ワイヤレスの自由

Crystal Super - 世界初のレティナ級VRヘッドセット

Pimaxの新しいフラッグシップVRヘッドセット「Crystal Super」は、57PPDのレティナ解像度を誇り、比類のない鮮明さと没入感を提供します。主な仕様は以下の通りです：

• 片目あたり3840 x 3840解像度のQLEDパネル
• 120°の水平FOV(視野角）
• 99%の光透過率と280ニットの明るさを誇るガラス非球面レンズ
• Local Dimming機能2.0：目に優れたコントラストと黒を実現する1000個のローカルディミングゾーン
• アイ・トラッキングとインサイドアウトトラッキング（ベースステーションはオプション）
• コントローラー同梱
• 動的フォビエイテッドレンダリングやアップスケーリングなど、多彩な機能を提供するPimax Play
• マイクロOLEDや50PPDのQLED、交換可能な光学エンジン

視覚の鮮明さだけでなく、Crystal Superは、CrystalやCrystal Lightと比較して、ほぼすべての点で進化を遂げています。サイズは約30％小型化され、人体工学的なデザインが改良されたため、長時間の使用でも快適に楽しむことができます。さらに、動的フォビエイテッドレンダリング（Dynamic Foveated Rendering）やアップスケーリング技術にも対応しており、中スペックのパソコンでもスムーズでシームレスなゲーム体験を提供します。

Crystal Superは、究極のピクセル密度を誇り、ユーザーはアンチエイリアスを無効にしたり、設定を下げたりすることで、画像品質を保ちながらシステムリソースを効率的に使用することができます。これにより、PCの性能に合わせた最適な体験を実現できます。

また、Crystal Superは、プロフェッショナル向けPCVRをターゲットにしており、より明るく広い視野を提供するディスプレイを搭載しています。改良された人体工学設計により、長時間の使用でも快適に楽しむことができ、ユーザーのニーズに応える最高のVR体験を提供します。

Pimax Crystal Superの価格と予約詳細

・総額：330,219円（税込み）

現在、194,699円（税込み）で入手可能。ヘッドセットを購入いただくことで、Pimax Primeの資格が付与されます。残金135,520円（税込み）は、
・一括払いの場合：119,257円（税込み、残金88%割引）。
・Prime会員の場合、月々5,646円を24回払いでお支払いいただけます。

出荷予定日：

・Crystal Super（57PPD）は、2025年第1四半期に出荷予定。
・他の光学エンジンは2025年第1四半期から予約受付を開始：
＞Micro-OLEDエンジン：125,021円（税込み）
＞50PPD QLEDエンジン（135°水平視野角）：71,364円（税込み）

Crystal Superの予約受付が公式Pimaxウェブサイトで開始されました。VRの未来を体験したい方のために、2025年のCESではライブデモも予定されています。

この製品には、プロのYouTuberから一般のユーザーまで、数百件のレビューが寄せられています。特にシミュレーターゲームや最高のVR体験を求めるユーザーに人気です。「Digital Trends」ではこの製品に9点（10点満点中）を与え、さらに「Editor’s Choice」賞も受賞しました。また、Microsoft Flight Simulator 2024の公式メディアイベントでも使用され、Optimumはこれをシムレーシング用VRヘッドセットとしてお気に入りだと高く評価しています。

Crystal Light は、Crystalシリーズに新たに加わったモデルで、ハイエンドVRをより多くの人々に届けることを目指しています。さらに、今年に入ってからPimaxは安定性と品質管理を着実に向上させ、現在その仕上がりは非常に素晴らしい状態にあります。

Pimaxは自社工場を所有し、製造プロセスのすべてを管理しています。現在、Crystal Light の生産量を増加させ、世界中の倉庫に在庫を供給しています。今すぐ注文すれば、最寄りの倉庫から迅速に発送されます。

Pimax Crystal Light 価格詳細

Pimax Crystal Lightは、元々158,999円（税込み）で発売されましたが、現在はPimax Prime会員制を通じてさらに手に入れやすくなっています。

　Pimax Prime会員は、Crystal Lightだけでなく、Crystal Superや今後発売予定のPimaxのHMD（ヘッドマウントディスプレイ）にも適用されます。これにより、より多くのユーザーが最新のVR技術の進歩を楽しめるようになります。

　この革新的なプランは、新規ユーザーがVR体験を手軽に始められるようにしつつ、コストパフォーマンスも維持しています。

　さらに、Pimax Primeメンバーは、アクセサリーやサービスの専用割引、またフライトシミュレーションやレーシングシミュレーションの愛好者向けに特化した機能も享受できます。

60G Airlink - ワイヤレスの自由

60G Airlinkは、Pimaxが未来に向けて推進している主要な技術の一つで、PCVRを単にワイヤレスにするだけでなく、その高い視覚的な明瞭さも維持することを目指しています。

標準的なWi-Fiプロトコルを使用すると、PCVRの魅力の一つである素晴らしいビジュアルが大きく損なわれてしまいます。60G Airlinkモジュールは、Crystal用に開発されたもので、視覚的な圧縮なしのデータ転送を可能にします。これにより、視覚的なアーティファクトやカラーのバンディング、目に見える遅延が全くありません。

Pimaxは、送受信機能を統合したモジュール内で、主要なチップを一つ交換し、パフォーマンスを向上させました。この技術は、単なる超高帯域幅にとどまらず、PCから5メートル×5メートルの範囲内で安定した接続を提供します。　ここで登場するのが、60G技術です。

Pimaxは、この技術を初めて使ったわけではありません。例えば、Oculus用のTP Castは、解像度1080x1200（片目あたり）で90Hzのパフォーマンスを実現しました。また、HTCのワイヤレスソリューションも1632x1632の解像度で90Hzの表示が可能でした。しかし、Pimax Crystalでは既に90Hzを達成しており、さらに120Hzの実現に向けて進んでいます。これにより、速い動きが必要なゲームでもスムーズにプレイできるようになります。

さらに、片目あたり2880x2880の解像度を実現しており、これはこれまでのどのVRデバイスよりも高い解像度です。

そして、この技術は非常に軽量で、ヘッドセットに統合されているため、余分なワイヤーや複雑な設定は一切必要ありません。Pimax Playに統合されており、非常にスムーズに動作します。

また、Pimaxは現在、動的視線追跡（Dynamic Foveated Transport、Dynamic Foveated Rendering）や、Crystalのためのアップスケーリングモードなど、視線追跡技術の最大活用にも取り組んでいます。つまり、Pimax Crystalは、最高の視覚的明瞭さだけでなく、最も進んだワイヤレスソリューションを提供する製品でもあるのです。